無題 名前: 管理人 [2018/11/16,05:03:43] No.18591
ロシアとの間で、平和条約の締結と北方領土の返還問題がクローズアップされていますね。

ロシア側は、どうやら基本的には、平和条約を締結した後に、2島を返還する方針のようです。

日本は一貫して四島一括返還を要求していますが、なかなか難しいようです。

私のような部外者が言うべき問題では無いのは分かっておりますが、まず2島を返還して貰ってから、次のステップ、つまり残りの2島返還にシフトして行ったらどうでしょう。

ロシア側は、平和条約を締結して、日本の経済支援が欲しいのですから、それに応えてて良いのでは?

経済支援と言っても、メインは極東地域の開発になるのでしょうから、日本の企業にとってもメリットがあるでしょうし。

ロシアの極東地域の開発に貢献し、日本の極東アジアでの地盤を固めるには、良いチャンスではないでしょうか?

1つ、問題が出るとしたら、ロシア側が言っていますが、2島を返還しても、そこに自衛隊が駐屯しないこと。
これは大丈夫でしょう。

もう1つが、在日米軍も基地を作らないことを、日米両政府で取り決めてほしい、と。

こちらが厄介でしょうね。

アメリカにしてみれば、ロシアの尻の下に攻撃基地を作る絶好のチャンスでしょうから。

アメリカにとってのキューバのようなものです。

ロシアは何としてでも、そう言う事態にならないように圧力を掛けてくるでしょう。

それさえ保証されるなら、2島を返すデメリットよりも、日本の資本が入ってきて、ロシア経済が活気付く方が、何倍もメリットがあると、計算しているはずです。

ですから、日本の一部の有識者が言っているように、平和条約だけを結び、2島すら返還しないのではないか、と言う心配は杞憂だと思います。

どこぞの国のように、国家間で締結した条約を、勝手に曲解し、破棄するかのような政府とは、さすがにロシアは違うでしょうから。

条約を締結しても、2島を返還して来なければ、一切の経済的支援をしない、と突っぱねれば良いし、そうなれば平和条約を結んだだけで、ロシアにとっても何のプラスにもならないでしょう。

あくまでも日本の経済支援が欲しいのですから。

ただ、ここで問題になるのが、アメリカの出方です。

返還された2島にも、当然、日米安保条約を盾にとり米軍基地の進駐を要求して来るでしょう。

更に、例えば、米軍の進駐問題がネックになり、日露平和条約が締結されなくても、アメリカには、何の不利益も被りませんから。

昭和40年代に、旧ソ連が、北方領土を返還する、と日本側に提案してきた時期があり、それを知ったアメリカが、日本とソ連が急接近するのを警戒して、沖縄の日本への復帰と、北方領土の返還と、どちらを取る?と日本政府に突きつけたのです。

日本政府は苦渋の決断をして、沖縄返還を選びました。

それで、北方領土の返還と言う話は立ち消えになってしまい、今に至っている、と言う次第です。

今回も、日本とロシアが接近するのを、当然、面白く思っていないアメリカは、北方領土に米軍が駐留できないのなら、以前と同じように、引っ掻き回し、日露平和条約自体を潰してしまおう、と考えるのではないでしょうか?

日本がもっとアメリカに強い姿勢で臨めるのなら、返還された北方領土には、絶対、米軍基地を置かない、とアメリカ側に通告すればいいのですけれど。

そこまでの根性?が、日本政府にあるかどうか。

ですから、今回の北方領土の返還問題も、日本政府の本気度が試されているのだと思います。



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