2012年9月29日(土曜日)

今日は単独で伊豆にドライブに行く事にしていた。

台風の接近で天気は余り良くないようだ。 18号は日本から離れつつあるが、17号が西から上がってきて、明日の晩か明後日の未明には関東を直撃しそうだ。

で、今日の内に、伊豆に行っておこうと思う。

今回のミッション(かな?)は・・・・・「大時茶屋」と「とんかつ一」の両方に寄って、食べる事である。

朝5時過ぎに起床。

天気は大丈夫そうだ。 何時に出てもいいので楽である。 テレビを観ながらのんびりと過ごす。

7時過ぎ、友人よりの電話。 話の中で、今日の伊豆行きを話をすると「じゃあ、俺も一緒に行く」と言うことで、急遽、単独ドライブの連れが出来た。
午前7時半。

地元を出発。

連休の週末の合間に挟まれた通常の土曜日なので、道は空いている。

東名も・・・嘘のような、毎回、土曜日に伊豆に行くと遭遇する「事故渋滞」には出くわさず済んだ。 それでも、海老名サービスエリア近辺で渋滞は発生していたが・・・。

沼津インターまで走り、友人に教えて貰った裏道へ。

今回は2箇所の訂正箇所があり、そこをちゃんと走れるかのチェックも兼ねている。

最初の右折ポイントは無事にクリア♪

その後の、国道22号線へ入る交差点も上手く行く。

帰りも同じルートをたどる事になるので、目印の無い交差点には、ナビ上で登録をし、その地点が近づくとアラームが鳴るようにセッティングをして行く。

途中、休憩を入れる事なく、そのまま中伊豆に抜けて、河津にある「大時茶屋」に無事に到着。

時間は・・・・午前10時55分。

のれんは出ていない・・・・・

前回、友人が同じような状況で入り、店主のオヤジに「もういいですか?」と問うと「・・・・来たんだから・・仕方ないだろ」とぶっきらぼうの返事をされた、と怒っていたが・・・・

私もやってみた・・・

のれんは出ていないが扉は開いていたので、中を覗く。 するとおかみさんが居たので「まだ駄目?」と問う。

おかみさんは、奥にいるオヤジに「準備、出来ている?」と聞く・・・。

それに対して答えたであろうオヤジの返事は、私には聞こえて来なかったが、おかみさんは「大丈夫ですよ、どうぞ」と・・・

問題なく店内に入れた。

3度目の訪問だが・・・いつもと同じ席に。

今日は、この後、晩ご飯に「とんかつ一」に行く、というミッションが残っているので、この大時茶屋でお腹を一杯にする訳には行かない。

で、来る前から決めていたメニューをオーダーした。

ざるとろろそば(1,000円)である。

ざるとろろ とろろ デザート 小づけ
せいろソバ ご飯と酢の物 友人F



ここでお腹を一杯にするのなら・・・是非、ミニのカツ丼を一緒に頼みたかったのだが・・・それはまた次の機会に。

一緒に行った友人は、この店は初めてなのと、とろろが好き、というのもあり、同じモノを注文。

わき水を冷やした冷水がセルフで飲み放題なので、その冷たい水を飲みながら、店内に入ってくる良い風を感じ、しばし待つことに。

10分ほどしてざるとろろが運ばれてくる。

あれ? ソバの量が・・・・多い・・・。 前回、ざるそば単品を頼んだ事があったが・・・どうみても・・・ソバの量が今日の方が多い。

決まっている訳ではないのか?

まぁ、いいかぁ。

丼には、トロロと大量のネギ、それに卵黄が入っている。 丼の縁にはわさび。

一番上には・・・・食べて分かったのだが、しその葉が(茎と花も付いていた)載っていた。

そう言えば、料理を作っている途中で、オヤジが店の外に出て、何か野草を摘んでいた・・・・・

あれは・・・しそだったようだ・・・・。

ソバには海苔が載っていない・・・・ざるではなく・・・いわゆる盛りそば(せいろ)である。

こづけとして、今日は「大豆とひじきの煮物」が付いていた。

良い味で、ご飯が進む。 

そのご飯は、サービスなのか、ほんの少しだけだ。

更に、いつも食べて美味しいのが分かっている酢の物。 但し・・・今日の酢の物は・・・ちょっと甘めであった。

やはり日によって微妙に味付けが変わるのか・・・。

そばつゆは・・・前回同様、醤油の角が尖っていないまろやかな味と出汁のいい香りが。

今日のデザートは・・・スイカ、梨、オレンジ、と・・・豪華である。

これで1,000円というのはコストパフォーマンスは高い。

まずトロロの入っている丼にそばつゆを注ぐ。 そして、ワサビも投入して、一気に混ぜる。

そこにソバを入れて・・・すすると・・・・

う・・・・う・・・美味い! 何だこれは? メチャクチャ美味いじゃないか・・・・(井の頭五郎風に発音してください・・・・)

最初に来たときに「とろろ」を単品で頼んで食べたが、ちょっと味が薄いように感じた。

だが、今日は、そこにそばつゆが入り、ちょうど良い濃さに。

卵黄のまろやかさと、ワサビのぴりっとした辛み・・・それらが全て相まって、ソバが更に美味しくなる。

やばい・・・どんどん、入ってしまう・・・止まらない。

もしかすると・・・これが、この店で最高に美味いメニューか? なんて考えながらひたすら食べ進める。

友人を見ると・・・

器用に卵黄を丼から取り出してご飯の上に。

なるほど・・卵掛けご飯にしているようだ。 こういう食べ方も良いな。

醤油を垂らし、かき込んでいる。

「この卵・・・良い卵だ・・・新鮮だし・・・」と。

なるほど、とろろに混ぜてしまうと卵黄は「まろやか」だとは思えるが、卵自体の味を味わうにはああした方がいいかもしれない。

とにかくそれぞれが自分の食べ方で楽しむ。

私は、一息ついたので、煮物と酢の物で、ちょっとご飯を食べてみる。

これもまた口の中の味が変わって良いなぁ。

でも、最後にソバを食べ終えた後、残ったご飯に、とろろ(プラスそばつゆ)を掛けて、とろろご飯で食べてみたが・・・これも美味い。

やはりそばつゆが加わるととろろの味が倍加するのが分かる。

もし大時茶屋で、「ざるとろろ」だけで終わらせるのなら・・・追加で150円で頼めるご飯を1つ頼んで、このとろろご飯も、締めとして、ちゃんと食べてみたい。

今日は少ないご飯をとろろご飯にしてある程度食べたが、それでも残った汁に「そば湯」を入れて飲む・・・・良い。

ほんの10分ほどで完食。

おいしかったぁ・・・・ごちそうさま・・・。

11時半前に大時茶屋を出発。

中伊豆を南下。

前回、行った、下田にある「道の駅」に寄る。 昨日は気温が30度まで上がったようであるが、道の駅にある展望デッキに出て、腰掛けていると風が涼やかで気持ちがいい。

そこでしばしのんびりと談笑。 

と、言うか・・・「とんかつ一」に行くので、何とかお腹を空かさないといけないのが実情であった・・・。

下田だけで時間を潰すのが無理なのは前回で理解できていたので、そのまま更に南下。

結局、弓ヶ浜まで来てしまった。

下田の「道の駅」 弓ヶ浜 同じく 私のD2
これも これも弓ヶ浜 友人F ベタですが。




海は夏の盛りを過ぎたので静かだった。

サーファーが数人・・・海に入っている程度。

その砂浜に出て、これまたのんびり。

さざえ好きの友人は、盛んに「ここ・・・さざえの美味い店があるんだよな」と。

知っています・・・以前、友人に教えて貰い、入ったことのある「青木サザエ店」があるのも・・・・。

でも・・・「とんかつ一」だから・・・その前に、何かを食べるなんてあり得ない!

弓ヶ浜でのんびりしてから再び、下田に戻る。

時間は・・・午後2時過ぎ。

で、とんかつ一に。

すると・・・友人が「俺・・・外で待っているわ・・・・やはり食べない」と・・・・・

仕方ないか・・・どちらにしろ、今回は1人で来るつもりだったので別に一緒に来てくれないくても良いか、と。

で、1人で魔窟へ。

店にはお客が誰も居ない。 それに・・・店内が暑い。

オヤジがのんびりと椅子に座っている。

私を見るなり・・・「お客さん、初めてじゃないね」と。 おぉ、覚えていてくれたようである。

「ごめんね、お客が居ないからさっきエアコン停めちゃったんだ。 いま、灯けるから」と。

「で、何にする? 何でも言って」と。

よしよし予定通りだ。

今日は、軽めに「ドライカレー」で行こうと決めていたので。

「じゃあ、ドライカレーでも良い?」と。 オヤジは「もちろん、良いよ」と快諾。

オーダーが通った!

と、言うのは・・・この店、各ブログでそれこそ大量の料理の写真が載せられているが、ほとんどが「ミックスフライ」の写真ばかり。

他は「とんかつ」くらいか・・・・

しかし、この店、ポークピカタとか・・・オムライス、ドライカレーなどもちゃんとメニューにあるのに、誰もそれをオーダーした形跡がないのである。

友人のチーと話をしていて「もしかすると・・・オムライスとか頼むと、オヤジが・・『あ・・・・悪いね。 今日は卵ないからオムライスは出来ないよ。 じゃあ、ミックスフライにしておけば』とか言い、強引にミックスフライにさせられてしまうんだよ。 だから、他のメニューを頼む客が居ないんじゃないのかな?」と。

今回の伊豆ドライブでは、そんな「とんかつ一」の疑惑(?)を解消するのも目的の1つであった。

(大げさな・・・・(^^ゞ)

だが・・・私のドライカレーのオーダーは簡単に通る。

オヤジは、鍋を火に掛け、材料を用意している。

カウンターに座っているので、厨房の様子が良く見える。

料理を作り始めると、お客が2人。 どうやら35年近く通っている常連さんのおじさん(と、言っても51才との事だ)が。

ビールを注文して楽しそうに飲み始める。

東京の大森から来たと言っていた。

すると、時間が午後2時を過ぎているのに、お客が入り始めた。

次が、地元の夫婦が来て・・・・(この奥さん、私がどうしても見たかったもう1つのメニュー・・・ブタの生姜焼きを注文してくれた。)

ぶたの生姜焼き・・・げっ! 注文しなくて良かった・・・大きな豚肉が5枚も入っていて、皿が小山のように盛り上がっている・・・。

一応、オヤジ「ホントは4枚なんだけれど・・・1枚、おまけね」・・・・出た! おまけ攻撃が♪

ちなみに大森から来たおじさんも、鶏の唐揚げを頼んでのだが、出てきた唐揚げは「うずたかく」積み上がっていた(「うず高く」・・・オランダ語で・・これを・・・「フルヘッヘンド」と言う・・・ 「ターヘルアナトミアを訳して解体新書を書いた杉田玄白が悩んだ単語である・・・)

更に、大森のおじさん・・・止せばいいのに、「おれ・・・この唐揚げ、大好きなんだよね」と言うと・・・オヤジの顔に満面の笑みが。

「・・・そう! じゃあ、おまけね・・・」と言い、うずたかく積まれている唐揚げに更に、1個・・・2個・・・3個・・・・足してしまった・・・・。

やばいなぁ・・・私のドライカレーはどうなるのかなぁ・・・

急に不安が。

で、具材を炒めていたオヤジ・・・ちょうど私の前辺りにあったご飯の入ったジャーの所に来て、私を見ながら「だんな・・・ご飯の量はどうする?」と。

聞いたですよ・・・私にちゃんと。

で、私は答えましたよ。 ちゃんと!!! 「あ・・・普通でいいです」 分かりますよね? 「普通でいい」と言ったのです・・・・

そしてそれに対してオヤジは「あ、そう! じゃあ、大盛りにしてあげるよ」

違うよ! 「普通だ」って言ったんだよ・・・・どうすれば、それが大盛りになるの・・・ねぇ! 

でも・・・その時はもう遅かった・・・・

大量の白飯を皿に取り、そのまま鍋まで行って無事に投入・・・・

あはは・・あれを食べるのか・・・・死ぬな・・・・

その後、お客が止まらず。

地元の夫婦の次に、30代の男女が4人入ってきた。

どうやら、会社の先輩にこの店を聞いて来たようだ。

女性の1人が「私・・・・海老フライね」。

オヤジ「お客さん・・・初めてだよね? じゃあ、ミックスフライ食べてよ」

「え? 私・・・海老フライ食べたいのに」

(どうなるかな・・・オヤジ・・・負けるかな・・・)

「ミックスフライにも海老フライは入るから。それに他のも一杯入るよ。」

何とか食らいつく。

おねえさん・・「・・・じゃあ、ミックスフライでいいわ」。

オヤジ「じゃあ、他の3人も、ミックスフライで良いよね」

オヤジの勝ちである。

あの4人・・・地獄が口を開けて待っているとも知らず・・・オヤジの罠に・・・・(;^_^A アセアセ…

その後も、男性2人組。 男性単独で。

と、あっという間に店は満席に。

オヤジはあたふたと自宅に電話をして奥さんを呼び出している。

その頃、私のドライカレーができあがって来た。

・・・・・大量だ・・・。

豚汁風、味噌汁 オヤジ、せっせと下準備 できあがった!ドライカレー 具はこんな感じ 出ました、オプションサービスが。



味噌汁を飲みながら(でも、絶対、カラにはせず・・・何しろカラになっていたら・・・足されるので・・・)、待っていた。

一口、ドライカレーを食べる。

異常に美味い、とは言えないが・・・なんか懐かしい味だ。 いわゆる親が作ってくれたドライカレーの味である。

ピーマン、タマネギが少々入り、豚肉は大量、それに卵が入っている。

これが、食べられるのである。 多いと思っていたが、腹にどんどん入っていく。

で、半分ほど無くなった所で・・・・出たぁ! 別皿に・・・・千キャベツ、スパゲティ、たくわん4切れが載って登場。

やはり・・・これは付くんだ・・・・。

これも、最後に無くなるようにしないと。 こちらを先に食べてしまうと・・・追加が来る。

ところが、お客で満杯になったので・・・・オヤジ、それどころではなく、料理を作るのに忙しく、追加の恐怖からは逃れられたようである。

全て、綺麗に食べきって「お勘定お願いします」と言うと・・・・・

「お腹一杯になった? カレーでもう1杯、ご飯、食べる?」 来たぁ!!!

ドライカレーを食べた後に、通常のカレーを出してくれる・・・もちろん、それもサービスなのは承知しているが。

丁重にお断りした。

オヤジは無理強いをしている訳では決していない。 お腹一杯にならないで店を出るお客が忍びない、という気持ちからだ。

とても優しいきさくなオヤジである。

何とか、今日のミッションは2つともクリア。

外に出て、脱走を決め込んでいた(?)友人にメールをして車で落ち合い、そのまま帰路に。

帰り・・・1本、道を間違えたら偉いことになった・・・・・

それでも・・・午後7時前に無事に帰宅した。

さすがに帰宅後は何も食べる気が起きなかった・・・。


To Home!