北海道旅行 本文へジャンプ
1986年4月30日

高校時代の友人5人で、北海道までの3泊4日の旅行に行くことになった。 車は2台。 1台は私のカローラFX・GT、もう1台は友人の86トレノである。

不吉な事件・・・・その1。

「忽然と消えたトレノ...
旅行は私が運転するカローラFXと、下河原氏運転のスプリンター・トレノで行くことになった。 

併走して高速道路を走るのは危険なので、だいたい2時間先に着くであろうサービスエリアだけを決めておいて、お互い自分のペースで走る事にしておいた。 

しかし、福島の県境を過ぎた最初の待ち合わせポイントにはいくら待ってもトレノは現れないではないか。 

こちらの方が確かにスピードを出していたがそれでも30〜40分待っても来ない... 

何か不吉な予感が...と、その時、トレノはサービスエリアのパーキングにゆっくりとその姿を現した。 

私の車に同乗していた3人が駆け寄ると、中から下河原氏が降りてきて開口一番「おまえら、ねずみ取りに捕まらなかったの?」と...

そうなんです、我々よりだいぶ後を走っていたトレノの方がなんと県境でやっていたねずみ取りに捕まっていたのである...

不吉な事件・・・・その2。

「乗ってもいないのに勝手に出航する船の怪
1泊めは青森県の弘前市内のビジネスホテルに泊まった。 

次の日は、函館のペンションを予約してあるし、またテニスコートも予約が入っていた。

それで、弘前のホテルから次の日、朝1番の青函フェリーを予約しておくことにした。 

連休でもあるし、こちらは車2台が一度に渡らなければならないので。

予約はすぐに取れ、朝8時過ぎのフェリーに乗れることになった。

次の日はそれでも万全を期して、7時頃、青森のフェリー桟橋に到着してチケットを購入して、順番待ちの列に車を入れて出航を待つことにした。

しかしフェリーへの車の積み込みが始まると、どうした訳か列に並んでいない、地元の大型ダンプが次から次へとフェリーに乗り込んで行くではないか... 

まあ、地元の車が優先か、と軽く考えていると、フェリー会社の職員らしき人物が我々の車に寄ってきて、「すみませんね、フェリー一杯で乗れないんですよ...」と...

え? え? なんじゃ、そりゃ〜!!

私は怒った、烈火のごとく。
「それはおかしいだろう! ちゃんと前日予約もしたし、今日はちゃんとチケットも買った。 それにこうやって時間前から並んでいるだろう!」と。

しかし向こうはどこ吹く風で「もう一杯で乗れないから次の便にしてくれ」の一点張り。 

そして、なんとその交渉中に船は碇を上げてさっさと出航してしまうではないか。 

結局我々は次の便(と言っても4時間も後の12時出航だ)まで待たされてしまった。 

お陰でテニスもペンションもキャンセルしなければならなかった。 

その4時間はただひたすら青森港のフェリーターミナルにいるしかなかった。 

そこでみつけた、我々に置いてきぼりを食らわしたフェリー会社のパンフレットには次のように書いてあったのを今でも鮮明に覚えている。

「コンピューターを導入した最新予約システム」...と。 

不吉な事件・・・・その3。

「甲板をさまようカバの亡霊」
結局2泊めは恵山町の「椴法華(とどほっけ)村」と言う、とてもひなびた良い国民宿舎に泊まる事ができた。 (怪我の功名?)

そして、3泊目の札幌までは宿の予約をしてあったが、実は4泊めは予約をしておかなかった。 

どうにかなるだろうと考えての事だがこれが甘かった...。 

札幌のホテルから、片っ端から電話を掛けたが空いている宿屋はなかった。

それで仕方なく、次の日の夕方遅く苫小牧から仙台に出るフェリーに乗って、そこを宿代わりにしようという事になった。 

ところが、そのフェリーに乗ってみて驚いた。 満員で立錐の余地もないとはあのことだ。 

我々の予約した2等寝台は、船倉の大部屋に雑魚寝をするのだが、その雑魚寝をするスペースすら、一人がせいぜい30〜40cmの幅しかないのだ。 

これは決してオーバーではない。 あれでどうやって人間が寝られるのか今以て不思議だ...

私はそのころ24時間フルタイムで「デブ」だったので、どうしても自分の寝るだけのスペースを確保できないと思った。 

それでいっそのこと一晩中、甲板にいようと思ったが、さすがにみんなに止められた。 

カバが夜中中、甲板をうろうろしていたらみんなが落ち着かないからと...

友人の1人の機転で、10人用の大部屋がたまたま空いていて、それを我々5人に貸してもらえる事になったのはまさに天の助け。

しかし、船に弱い私は、一晩中その部屋で苦しんでいた。 何せ、往きの青函フェリーと違い、苫小牧から仙台へ行くには、太平洋に出なければ行けないので、その揺れは比較にならないほど大きなものであった。

それでもなんとか仙台港に着いた時にはホッとしたものだ。

あれ以来、北海道へは....行っていない

記念撮影〜♪

青森県の十和田湖で 函館山の頂上
青函フェリーの船中で

森駅の近辺を走行中。 札幌時計台の前にて 札幌ビール園で。(特大ジョッキでビールを5杯飲んだ後)。

札幌のホテルで(次の日の宿探しを必死でやっている)
小樽の運河にて。
弘前市の弘前城の桜が満開だった。

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