平成13年9月2日(日曜日)、友人より分けて貰った入場券で、友達2人と連れだって、静岡県裾野市にある、自衛隊東富士演習場で、年に1回開かれる「自衛隊実弾演習」を見学しに行った。


9月2日は天気も良く、屋外での演習見学にはうってつけの日和となった。
何しろこの演習、今回で3回めであるが、前回の時は大雨に見舞われ、すし詰め状態の見学席では周囲に気を遣い、傘もさせずにずぶ濡れになりながら見ていた、という苦い経験があったので、天気だけは心配であった。

朝5時半にF谷と家の近くの私の車が置いてある駐車場で合流。
なぜこんなに早くから?と思われるだろうが、会場の席は別に指定席ではないので、早く行かないと良い席が取れないので、そのための「早出」であった。

次ぎに横浜でもう一人の参加者のHを拾い、そのまま、東名の「青葉」インターより乗り、一路裾野市へ。

以前は演習場の近くの駐車場に停める事ができたのだが、今回はだいぶ離れた「板妻基地」の駐車場を指定されてしまった。
板妻基地から会場までは、無料の自衛隊のバスで送り迎えをしてくれるので、楽ではあったが。

会場到着は朝の7時50分頃であった。 開始時間の10時20分までの長かった事...
友人達は弁当を食べたりして時間を潰していたようであったが、何せ、地面に敷いたビニールシート1枚、それも汚れていたので、寝ころがる訳にも行かず、ただただ忍耐の待ち時間となってしまった。
しかし、久しぶりの屋外でもあるし、空気も気持ちよいので、気分転換にはなったが。

実際、用意のよいグループは、座布団などの敷物を持参して、そこで、やはり持参した弁当、お酒などを食し、まるでピクニックに来ているかのようであった。

10時20分、統合幕僚議長や中谷防衛庁長官などが訪れ、いよいよ実弾演習の開始である。


まず最初は沖縄より飛来したファントムF4E−J改の4機編隊でのミサイルとナパーム弾の発射から始まった。
その次が習志野空挺団のパラシュート部隊の降下訓練であった。
はるか上空を飛ぶC−130(だと思われる)より降下した20名のパラシュート隊員の降下はとても正確であった。 当日は結構風も吹いていたが、ほとんど同じ場所に着陸してきたのであるから。 (不謹慎ではあるが、一人くらい流される人がいるかな、などという期待も少し....)

その後は、遠距離射程のミサイルから始まって射程の短いモノへと移っていった。
以前見学した時と明らかに違うのは、段々と内容が「派手」になって来たことだ。

最初のファントムも以前は確か2機しか飛来しなかったはずだ。
それと、演習後半で行われた、敵が攻め込んでくる事を想定して、それを迎え撃ち、逆に侵攻して制圧するというシュミレーションの際も、使われている戦車の数の多さ。

74式戦車と90式戦車10両による一斉射撃などは、本当に迫力があった。
女性でいたたまれず、帰ってしまう人も出るほどの音と振動であった。

今、現在(10月12日)、アフガニスタンではアメリカの空爆が行われているが、あの時、自衛隊が使用していた武器の数十倍、数百倍にも及ぶ大量の武器・弾薬がアフガニスタンに降り注いでいると思うと、とても複雑な気持ちで一杯である。


あとがき


数年ぶりに見た実弾演習であったが、やはり見て良かったと思った。
自分たちの国の自衛隊がどれだけの兵器を有しているのか、またその破壊力がどれほどのものなのか。 全く知らないでいるのは、やはり問題があると思う。
自衛隊に賛成でも反対でも、一度はこの演習を見て、兵器というものの実体を、ほんのちょっとでも体感することを皆さんにもお勧めします。


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